ワキガセルフチェック

ワキガかな?と感じたら、これをチェックしてみて!

密室なエレベーターや満員電車の中、ツンっとどこからか漂ってくる臭いに、隣に立っていた人が私から顔を背けて鼻を抑えてた・・・

 

え?まさか私ってワキガなの?

 

 

自分の臭いは自分ではなかなか気づきにくいですし、誰かにニオイを指摘されたら、それはそれでお互いに気まずくなってしまい、微妙な空気になってしまいそうですよね。

 

無臭好きな日本人にとって、汗もワキガのニオイも同じものだと捉えて、脇から流れてくる汗にもしかしたら自分はワキガではないかと、恐怖すら感じてしまうこともあるかもしれませんよね。

 

実際に私はそう思っていました。

 

今回はワキガ体質なのかどうかの簡単なセルフチェックをし、自分の体質を確認してみませんか。
ただしセルフチェックはあくまでも自己判断になりますので、最終的な判断は専門機関で調べてみてくださいね。

家族や親戚にワキガ体質の人がいる

実はワキガ体質は、遺伝の確率が高いと言われています。
両親のどちらかがワキガの体質であれば、50%が子どもにも遺伝し、両親ともワキガ体質であれば確率は80%とさらに高まると言われているそうです。

 

幼い頃は臭いが気にならなくても、思春期を迎え異性を意識し始めると性ホルモンが発達してワキガ臭がでてきます。

 

その理由として、体臭はもともと異性を惹きつけるフェロモンの役割を担っていたためだと言われています。

 

ワキガ体質は持って生まれた遺伝子の傾向が強いそうですが、親がワキガだからと言って絶対に自分もワキガだとは限りませんので、自己判断せずに専門家に聞いてみてから判断していきましょう。

耳垢が湿っている

耳垢がネバっと湿っており、柔らかくてベタついた黄褐色をしているならワキガ体質の可能性が高いです。

 

本来アポクリン腺は特定の部位にしかなく毛根につくため、もし耳垢が湿っているのでしたら外耳道にアポクリン腺が発達していることが考えられます。

 

逆に全く湿っていなくて息をふっと吹きかけたら垢が飛んでいきそうな、カサカサした白っぽい垢なら、ワキガ体質の可能性は低いです。

 

耳垢ならすぐにでも確認できるので、耳かきで耳掃除をした際に見てみてくださいね。

 

ただしお風呂から上がってすぐに耳垢を調べても、ワキガ体質ではなくても湿っていますので、お風呂に入る前に調べていきましょう。

衣類の脇の部分が黄ばんでいる

エクリン腺から分泌される汗は水分ですが、アポクリン腺から分泌した汗には脂質やタンパク質などの成分を含んでいるため変色した汗になっています。
ワキガの場合はこの変色した汗が衣類に染みて脇の部分が黄ばんでしまうのです。

 

 

しかし、ワキガではなくても長時間脇汗をかいている場合、多少の汗ジミは避けられません。
汗ジミが白っぽくなって洗えばすぐに取れるようであれば、ただ単に汗が付着しただけです。
あまり深刻に考えすぎるとかえってストレスがたまってしまうのでご注意くださいね。

ワキ毛がたくさん生えている

脇に毛が密集してたくさん生えている人は、ワキガの可能性が高いとも言われています。

 

 

ワキガはアポクリン腺から分泌された成分と汗が混ざったニオイです。毛穴が多いと言うことはアポクリン腺から分泌される汗もその毛穴を通って分泌されるため、毛の量がたくさんある人はニオイも強くなる可能性があります。

 

女性:毛穴から脇毛が二本生えていたり脇毛が太いとワキガ体質の可能性が高いかも?

 

男性:ふわふわした猫っ毛のような脇毛素していたり、脇毛に白い粉が付着していればそれはアポクリン腺から分泌された汗が白く固まったものです。ワキガの可能性は非常に高くなりそうです。

ワキガ臭がする

汗は本来無臭ですが、ワキガは汗とアポクリン腺から分泌される成分が混ざって強い刺激臭を放ちますが、ではその強い刺激臭のニオイは一般的にはどんなニオイがするのか調べてみたところ、下記のようなものがあげられました。

 

・生臭くて硫黄のような臭い
・鉛筆の芯
・カレーなどのスパイシーな臭い
・玉ねぎや長ネギ
・古びた洗濯バサミの臭い

 

以上にようなニオイが脇から臭った場合、ワキガの可能性もありますが、ワキガではなくただの思い込みの場合もあります。自分で判断しようとせず、専門医で調べてから判断していきましょう。

最終的には専門機関で調べてもらうこと

ワキガセルフチェックはあくまでもワキガ体質の人に多い傾向です。
セルフチェックで全て自分が当てはまっているからと言って自分はワキガだと決めつけず、最終的な判断は専門機関で医師に診断してもらいましょう。

 

 

また自分はワキガだと思い込んでいる方の中には、ワキガではなく実は汗の量が多い「多汗症」の場合も考えられますので、次回は多汗症について詳しく解説していきます。

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