脇汗

汗による部位ごとの悩み〜脇汗編〜

当サイトでは、これまで「汗」については色々解説してきましたが、何と言っても汗をかくことで共通するお悩みは「臭いと量」だと思うのです。

 

汗をかいたり体臭を放つことは、人が生きていく上での生命活動の一環だと言うことを、これまでの流れで少しづつ分かってきましたよね。ただ、ワキガも多汗症も、自分がなりたくてなったわけではないため、汗が原因で生活をするのに不便に感じたり、時には人に会うのが辛くなってしまったり、誰にも会いたくないと引きこもりがちになってしまうことだってあるのです。

 

たかが汗で片付けられない汗のお悩みを、ここでは体の部位ごとに、どのような悩みを持つのかを解説し、その対策についても合わせて考えていきたいと思います。

グレーの服を着て汗をかくと脇汗が目立ってしまう

脇汗をかいて腕を上げたら、脇が水浸しになっているのが分かってしまう・・・。
グレーの服は脇汗で悩んでいる人にとっては避けたい色。

 

グレーの服は割と着る人を選ばない色でもあるからこそ、着たくても汗がわかるのが恥ずかしくて着れないと言う方が多いようです。あとは水色や薄いピンクなどの服も、脇汗が目立ってしまうため敬遠されがちです。

 

 

対策としては、脇汗パッドをして直接肌に服を当てないようにするのもおすすめします。
ただし、半袖は脇汗パッドが見えてしまう場合もありますし、パッドが剥がれてしまって床に落ちていた!なんてことがないように、細心の注意を払ってくださいね。

洋服の脇の部分が黄ばむ

エクリン腺からは体温調節の働きをする水分が発汗しているため、汗自体は水分です。
脇部分が濡れてしまっても水分なので、乾けば元どおりになります。

 

しかし脇の部分が黄ばむんでしまうのは、アポクリン腺から発汗する汗にタンパク質や脂質などの成分がたくさん混ざっているため、脇汗をかいた時にその成分が色素沈着してしまうことが、黄ばみの原因となっているようです。

 

白いシャツのような薄い色の洋服を着ると黄ばみが気になってしまうため、黒や濃紺などのような濃い色を着ることで黄ばみを目立たせないようにするのも一つの対策です。

 

ただし、お洒落をしたい方にとっては、黒や濃紺色だけでは物足りない場合もあるかもしれません。
そういった時には、ここでも脇汗パッドを活用してみたり、脇がすっぽりと肌に当たるような肌着を着用し洋服に脇が直接当たらないようにすることで、脇の部分の黄ばみを最小限に抑えることも可能ですよ。

ワキガのニオイが気になる

脇汗によって洋服の脇の部分が濡れてしまってり黄ばんでしまうようでしたら、脇汗パッドや肌着を活用して、なんとか一時的ではあっても解決策は考えれますが、ワキガ臭となると脇汗パッドや肌着をしていても、ニオイからは逃れられませんよね。

 

特に最近の企業ではクールビズ対策によって、エアコンを控えているところも増えていき、汗とニオイに悩んでいる方にとっては汗臭さが伝わってしまうのではないか・・・、と不安が大きくなる恐れも十分考えられます。

 

対策としては、脇汗パッドや肌着の活用をしつつ、制汗剤や香水などを活用してみてはどうでしょうか。

 

ただし、それらを付けすぎてしまうと汗のニオイとは違った、ニオイがキツイ人と言う印象をもたれる可能性もありますので、付けすぎには十分注意してください。

まとめ

脇汗は気になればなるほど、さらには精神性発汗が強くなったら、汗は一向に引かず湧き出てしまったりします。

 

そうなると、人の目線がとっても気になってしまって、自己嫌悪になったり自己否定をしてしまったりと、自分を責めてしまうことも考えられます。また人に会うのも嫌になって引きこもってしまう場合もあるかもしれません。

 

まずは簡単にできそうな対策を試してみることから始めてみませんか。

page top