汗をかく原因A

汗をかく原因A

前回は汗をかく原因の1つ、精神性発汗について説明していきましたが、今回は汗をかく2つ目の原因の温熱性発汗について説明していきましょう。

 

@精神性発汗
A温熱性発汗
B味覚性発汗

温熱性発汗とは

運動後や気温が上昇している真夏の日、風邪で高熱が発生した時などに私たちは「汗」をかきます。
この汗は人間の体温が上昇していくのを防ぐために体温を36度前後に保とうとして、血液からろ過され汗腺を通じて水分ととなって出てきたのが汗になります。
いわば生命を維持するのための汗となります。

 

温熱性発汗は精神性発汗とは違って、ストレスからくるものではありませんので、心身に影響を与えるような「悪い汗」ではなく、汗をかくことで体の体温や機能が正常に保たれる「いい汗」とも言われています。

 


例えば風邪を引いた時は、暖かくして上昇した体から水分を出すことで、体温を正常にしようとします。
この時、汗を出すことに気を取られ脱水症状にならないように、水分をたくさん取るのも忘れずに。

 

温熱性発汗は一定の体温を保てる恒温動物である人間にとって、自らの命を守るための自然な現象であると言えます。

温熱性発汗時の対策について

こまめに体を拭いたり着替えるなどをし、汗が引いてからしっかりとケアをすること。

場合によっては体についている汗の水分が冷たくなって、体が冷えてしまって体調を崩すことにもなりかねません。
体温調整は汗をかいた後もしっかりと行なっていきましょう。

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