汗による部位ごとの悩み6〜背中汗編〜
通勤途中からシャツやブラウスが汗でびっしょり濡れて背中がベトベトして不快な気分になってしまったり、朝起きたら背中にたくさん汗をかいる方も多いと言われています。
汗腺は全身に分布されています。もちろん背中にも汗腺はありますので汗をかくことで体温調節を行っております。
しかし気温が高いわけでもなく運動後にかく汗ではないのに、背中から汗が止まらなくなってしまうのはなぜでしょうか?
ここでは背中の汗による原因、対策について解説していきますね!
背中汗の悩みについて
・シャツやブラウスが汗で濡れて汗じみがつく
・背中についた汗で体が冷たくなってしまう
・シーツが汗を吸収しすぎて臭う
etc…
あまりに汗の量が多いと、私生活にも影響が出てしまいますよね。
背中の汗には何が原因となり、対策はどうすればいいのかを考えてみました。
運動不足
スポーツをした後の汗は、体の中の老廃物も一緒に汗と出てくることで、体だけでなく気持ちもスッキリしますよね。
その際背中に流れている汗はサラサラしています。
サラサラしているはエクリン腺から分泌されている、体温調節のために水分が汗となって分泌されているせいです。
この汗は無臭なため、体を拭いた後に汗が乾いても特に臭いは残りません。
しかし運動不足によって体の機能は低下して、全身に分布されているはずの汗腺は下半身から汗をかくこと忘れがちになり、運動をしなくても常に動いている心臓に近い部分の汗腺へ集中して汗をかくようになっていきます。
特に背中は心臓にとても近いため、大量の汗をかいてしまいやすい場所でもあり、汗腺の働きが乱れたことによる汗はベタベタしています。
この汗は臭いも残ってしまうため、運動していないくても背中からベタベタした汗をかく方は、軽い運動を心がけていきましょう!
食生活の乱れ
味付けの濃い外食が多かったり、ダイエットのために食事を撮らなかったりすると、体だけでなく脳にも大きな影響を与えてしまいます。
脳は上昇した体温を感じとって汗を出すために自立神経にサインを送るコントロールの役割があります。
必要以上に汗をかいてしまう場合は、食生活が乱れていないか確認し、乱れてしまっているようでしたら、バランス整った栄養をしっかり摂るようにしていきましょう。
ストレスを感じる
緊張や不安を感じやすいと、いつも心に大きな負担がかかってしまい、ストレスが溜まりやすい体質になります。
体温調整のための汗ではない場合、ストレスが原因で汗をかく場合はほとんどです。
大勢の前で話す機会などのプレッシャーを感じてしまうことが事前に分かっているときは、汗をたくさん吸収してくれる生地が厚めのコットンの肌着を着用しておくなどの対策をすることで、対策をしている安心感を備えておくのが有効的です。
まとめ
背中の面積は広い分、汗をかいてそのままに放置してしまうと、体が冷えてしまって健康面でも影響が出てしまう恐れがあるため注意が必要です。
背中の場合は薄いタオル地になっている肌着を着けておくなど、事前に準備ができることを行なって、汗をかいても取り替えれば大丈夫という安心感こそ汗には効果的だったりします。
対策を行ってみても汗が引かないようでしたら、早期解決として一度専門機関で相談してみてはいかがでしょうか。